NVIDIAのグラフィックスドライバをインストールするとき、『HDオーディオドライバ』や『PhysXシステムソフトウェア』のインストールを選べる画面が表示されます。
これらが何なのか、またインストールするべきかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、『HDオーディオドライバー』と『PhysXシステムソフトウェア』の違いや役割を解説し、それぞれのインストールが必要かどうかを見ていきます。
『HDオーディオドライバー』と『PhysXシステムソフトウェア』についての解説
HDオーディオドライバーとは?
概要:
NVIDIAのHDオーディオドライバーは、PCとHDMIケーブルで接続したディスプレイやTVに音声を出力するためのドライバー。
必要性:
HDMI経由で音声を出力しない場合や、別の音響システムを使用している場合はインストールしなくても問題なし。だが、HDMIで音声を出力する場合は必要。
PhysXシステムソフトウェアとは?
概要:
NVIDIAのPhysXシステムソフトウェアは、ゲーム内でリアルな物理演算(爆発、衝突、破壊など)を処理するためのソフトウェア。
必要性:
PhysX対応ゲームをプレイする場合はインストールが推奨されるが、対応していないゲームを中心にプレイするならインストールは不要。
それらをインストールすべきか?
HDオーディオドライバー:
HDMIで音声出力しないなら不要。PCのスピーカーやヘッドセットを使う場合は削除しても問題ない。
PhysXシステムソフトウェア:
対応ゲームをプレイするならインストール推奨。それ以外の用途では大きな違いは感じられないので、インストールしなくてもOK。
まとめ
結論として、HDオーディオドライバはHDMIで音声を出力する場合には必要で、PhysXシステムソフトウェアは対応ゲームをプレイする場合に有用です。
それ以外では、これらをインストールしなくてもPCパフォーマンスには大きな影響はありません。
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